フランチャコルタ ブリュット
フランチャコルタ ブリュットの選び方
フランチャコルタ ブリュットと一言でいっても、ブリュット、エクストラ ブリュット、ブリュットナチュールなどのタイプあり、更に作り手のスタイル、ブドウ品種やブレンドの比率、熟成期間などを考慮する必要があるため、フランチャコルタを選ぶ際に大変悩まれると思います。
ここではフランチャコルタ専門店のメローネが教える最適なフランチャコルタ ブリュットの選び方をご紹介いたします。価格・値段も記載しています。ぜひご購入の際の参考にお役立てください。
フランチャコルタ ブリュットとは?
フランチャコルタのラベルには「Brut(ブリュット)」の表記があるものが該当します。
ブリュットとは、フランチャコルタの最終的な甘味を表示する分類名称の1つで、味わいの表記になります。「辛口」を意味します。
ブリュットなどの分類名称は、EUの表記として規定されていて、甘辛度は、出荷前のリキュールを加える作業(ドザージュ)の分量と、発酵後に自然に残ったブドウのわずかな糖分量を合わせた残糖量によって決まります。
このブリュットは、残糖分が12g/L以下の場合に名乗ることができます。 味わいの大きな分類としては、甘口と辛口とあります。
残糖分が12g/L以下という分量が多いか少ないかはさておき、辛口の方向性ならばBrut(ブリュット)、甘口の方向性ならばSec(セック)の表記や表記が含まれたものを選ばれると良いです。 なお、当店メローネのフランチャコルタは、セックのお取り扱いは無く、全て辛口の方向性であるフランチャコルタ ブリュットです。
フランチャコルタ ブリュット、エクストラブリュット、ブリュットナチュールの違いと選び方
さて、ブリュットには、エクストラ ブリュットやブリュット ナチュールなどの名称があります。
また作り手の表記によっては、ノン・ドザージュやノン・ドザート、ノン・ドザッジョ、ドザッジョ・ゼロ、パ・ドゼなどの表記があり、少しややこしいかもしれません。 甘口の方向性であるセックを含めて、一覧にすると下記の通りです。

上記をみても分かるように、0-3g/Lで最も少ない残糖量であるBrut Nature(ブリュット ナチュール)、Non Dosage(ノン・ドザージュ)、Non Dosato(ノン・ドザート)、Non Dosaggio(ノン・ドザッジョ)、Dosaggio Zero(ドザッジョ・ゼロ)、Pas Dose(パ・ドゼ)と表記されたフランチャコルタが一番辛口のタイプです。
なお、ドザージュやドザート、ドザッジョ、ドゼは、全てリキュールを加える作業のことで、全て同じ意味として認識して問題ございません。
それらが、Non(ノン)やZero(ゼロ)、Pas(パ)という、否定や無し、打消しを含む意味が付け加えられているので、甘味を添加する工程が無しである、ゼロであるということになります。
最も辛口のタイプを選びたい場合は、上述の表記があるフランチャコルタをお選びください。
次に辛口となるのは、フランチャコルタ エクストラ ブリュットになります。
そして、フランチャコルタ ブリュットとなるのですが、ここで気を付けて頂きたいことがあります。残糖量が0-12g/Lということは、12g/L以下は全てブリュットになります。
ラベル表記はフランチャコルタ ブリュットですが、残糖量の分類上の側面からみると、ブリュット ナチュールやエクストラ ブリュットになっている可能性もあります。 ブリュットを選んだけど、思った以上に辛口だった、思った以上に甘味を感じたということが起こりますので、フランチャコルタ ブリュットを選ぶ際、次の項目をご参考にお選びくださいませ。
作り手のスタイルからみたフランチャコルタ ブリュットの選び方
フランチャコルタ ブリュットは、フランチャコルタの最もスタンダードなカテゴリとして知られています。
そのようなこともあり、フランチャコルタ ブリュットが作り手としての顔、生産者の名刺代わりとなるため、残糖量の分類として、フランチャコルタブリュット ナチュールやエクストラ ブリュットでもフランチャコルタ ブリュットと名乗ることが良くあります。
なので、作り手の味わいのスタイルを知るには、まずフランチャコルタ ブリュットを選ぶと、分かりやすいです。
またフランチャコルタ ブリュットの値段は、作り手の味わいを知ってもらいたいということから、一番お手頃価格です。
お値段としても手ごろなブリュットから始めてみてはいかがでしょうか。
可能であるならば、いくつかのフランチャコルタ ブリュットを飲み比べてみて、ご自分の味わいの好みを探る楽しみがあります。
フランチャコルタ ブリュットでも、かなりすっきりとしたタイプから、果実味を感じるタイプまでありますので、ぴったりの1本を見つけるために残糖量の表記を手掛かりに選んでみてはいかがでしょうか。
ブドウ品種やブレンドの比率からみたフランチャコルタ ブリュットの選び方
フランチャコルタ ブリュットで使用が認められているブドウ品種は、下記4種類のブドウです。
- ・ シャルドネ
- ・ ピノ・ネーロ
- ・ ピノ・ビアンコ
- ・ エルバマット
ただ、エルバマットは2020年に認可され、商業栽培が始まったばかりですので、暫くは外して頂いて結構です。
フランチャコルタ ブリュットの主要品種としては、シャルドネとピノ・ネーロとお考えいただいて大丈夫です。
ピノ・ビアンコは補助品種として、さわやかな香りや酸味と適度な苦味を加える際に使います。
シャルドネは「キレのある」、ピノ・ネーロは「エレガント」という味わいの基軸をもって頂ければ良いかと思います。
ですので、例えば、
- ・ シャルドネ100%(ブラン・ド・ブラン):キレのあるタイプのフランチャコルタ
- ・ シャルドネ80% ピノ・ネーロ 20%:全体的にキレがありながらも少しエレガントさを感じるタイプのフランチャコルタ
- ・ ピノ・ネーロ100%(ブラン・ド・ノワール):エレガントタイプのフランチャコルタ
とみて、選ぶことができます。
メローネでは、3種類のフランチャコルタ ブリュットが飲み比べできるワインセットで、スタイルや味わいの違いがお愉しみ頂けます。
お値段も一番お得なお値段です。
熟成期間からみたフランチャコルタ ブリュットの選び方
フランチャコルタの熟成期間は、瓶内二次発酵期間が最低18ヶ月以上と決められています。
熟成期間が長くなると、2つ違いがでてきます。
1つは、泡のきめ細やかさ、もう1つは、香りに幅がでてきます。
熟成に長い時間をかけると、泡がワインにより溶け込むため、きめ細やかになります。
香りは、酵母との接触による作用で加わる香りと、熟成の長さによる作用で発達する香りがあります。
酵母との接触による作用の結果、加わった香りは、ビスケットやトースト、パン生地のような香りと良く言われ、熟成期間が長くなると、こなれた風味に感じます。
また熟成によって発達した香りは、ハチミツのような香りと良く言われます。
ですので、商品ページの瓶内二次発酵期間の表記をみて、最低18ヶ月に近いフランチャコルタは、よりフレッシュなタイプ、長期熟成しているフランチャコルタ ブリュットは、フレッシュさに加えて、より複雑な風味が出ているとみてお選びください。
メローネのフランチャコルタ ブリュットは、瓶内二次発酵期間に加えて、洗練熟成という飲み頃になるまで寝かせたタイプを取り揃えています(香りの変化とフレッシュさを愉しむ1銘柄を除きます)。
また、フランチャコルタ ブリュットでも瓶内二次発酵期間が最低18ヶ月~30ヶ月まで、様々なタイプを取り揃えております。
使用用途からフランチャコルタ ブリュットを選ぶ
家飲み用のフランチャコルタ ブリュットの選び方
平日の夜、手軽に愉しみたい時に。
休みの日には、こちらのフランチャコルタ ブリュットがおすすめ。
疲れた時や、癒しが欲しい時には、こちらのフランチャコルタ ブリュットがおすすめ。
プレゼントには、こちらのフランチャコルタ ブリュットがおすすめ。
ワイン好き・ワイン愛好家向け・ワイン会用のおすすめフランチャコルタ ブリュット
フランチャコルタ ブリュットの選び方まとめ
フランチャコルタ ブリュットの選び方をお伝えしましたが、いかがでしたでしょうか。
下記にまとめましたので、ブリュットを選ぶ際の情報源として、お役立てくださいませ。
- ・ ブリュットとは、最終的な甘味を表示する分類名称の1つ。味わいの表記。辛口で残糖分が12g/L以下であること。残糖分の表示が0g/Lに近づくほど、より辛口になります。
- ・ フランチャコルタ ブリュットを選ぶと、作り手の味わいのスタイルを知る手掛かりになり、好みの1本を見つけやすくなります。
- ・ 使用ブドウと比率をチェック。キレのあるタイプかエレガントなタイプかが分かります。
- ・ 熟成期間をチェック。フレッシュなタイプか複雑な風味があるタイプかが分かります。