フランチャコルタ若手注目の作り手 コルテ フジア。
イタリアの若手醸造家品評会で最高評価を獲得。
2010年創立から6年でイタリアの著名ワイン評価誌に名を連ねているフランチャコルタの作り手。
フランチャコルタDOCGの最南端コッカーリオで自社畑・単独所有畑(モノポール)ブドウ100%を使用。
全て自社瓶詰めするシャンパーニュのRM的存在。年間生産数4,500本のため、限定本数のみ入荷。
コルテ フジア サテン リゼルヴァサテン 特有のクリーミーで繊細な泡立ち。無加糖で、残糖分1g/ℓの極辛口スパークリングワイン。
ステンレスタンクで約8ヶ月熟成後、瓶内二次発酵。澱抜きまで62ヶ月。さらに瓶熟成 で最低 6カ月。サテンの製造規定5気圧以下で醸造。
長期熟成のワインは、熟成による香りが前面に出てきて、フレッシュさはあまり感じられなくなるのですが、このサテン リゼルヴァは、フレッシュな風味が前面に出てきて、驚きさえあります。
白コショウのようなスパイシーさとドライフルーツ感も高く、花の香りは抑え目ですが、非常に高い複雑な香りと長い余韻があります。
香り |
柑橘系 |
-■-------- |
トロピカル |
味わい |
ミネラル |
-■-------- |
リッチ |
ボディ |
ライト |
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フル |
・ワイン名: フランチャコルタ サテン リゼルヴァ 2016
・生産者: コルテ フジア
・種類: 白ワイン・スパークリングワイン(発泡)
・テイスト: 辛口
・ブドウ品種: シャルドネ 90% ピノ・ビアンコ 10%
・生産地: イタリア / ロンバルディア / フランチャコルタ
・内容量: 750ml
このフランチャコルタ サテンは、繊細でクリーミーな泡。持続性が良いので、最後まで滑らかな泡が楽しめます。
シャルドネ90%とピノ・ビアンコ 10%。ヴィンテージは2014年。8月末~9月初旬、最大16kg収容の収穫箱に手摘み収穫。
瓶内二次発酵期間は最低63ヶ月。さらに瓶熟成は最低6か月で、合計 最低69ヶ月という長期熟成タイプです。ベースワインを作る期間を含めると、6年以上かけて作られるフランチャコルタです。
長期熟成によって、ワインに泡がしっかり溶け込んでいるので、抜栓初日ですぐ泡抜けする心配はありません。ボトルに半分以上残している状態に限り、ストッパーをつけてワインセラーや冷蔵庫で保管しておけば、2日目~3日目もイキイキとした泡がお楽しみ頂けます。
テイスティング・ノート
フランチャコルタ サテンリゼルヴァの色調は、濃いイエロー。
温度は10℃から12℃であまり冷やさずに試してみました。香りはしっかりしていて、完熟ブドウが熟成した印象を受けます。
香りは、柑橘系では金柑の皮と、橙(だいだい)の実、白胡椒の香りがします。花はアカシアのような小さな花、パン生地、トーストによる瓶内二次発酵による酵母由来のの香りに、ほんのりはちみつの香りもします。
このワインは極辛口で、風味がやや強いです。酸味はとがった感じがない程度に高く、アルコールは中程度、ミディアム+ボディです。
熟した果実の凝縮感がありながら、フレッシュ感も同時にあり複雑で豊かな味わいです。
瓶内二次発酵で最低63か月、そして、瓶熟成で最低6ヶ月。長期熟成のワインは、熟成による香りが前面に出てきて、フレッシュさはあまり感じられなくなるのですが、このサテン リゼルヴァは、フレッシュな風味が前面に出てきて、驚きさえあります。
「サテン」というカテゴリは、製造規定で気圧が5気圧以下、ブラン・ド・ブランで作るフランチャコルタと決められています。
さらに「リゼルヴァ」というカテゴリは、5年半以上熟成させることが義務付けられています。「サテン リゼルヴァ」は、気圧の管理と長期熟成を同時に行うという非常に珍しいフランチャコルタです。
気圧が他のカテゴリより低めになっているため、ガス圧の強いスパークリングワインが苦手な方には、特におすすめ。そして、絹のような滑らかな味わいをお求めの方にはうってつけです。
逆に、酸味が高くてパンチがきいた味わいがお好みの方は、まず合わないので、おすすめいたしません。
合う料理は、カニやエビの甲殻類。松葉ガニや伊勢エビです。
おつまみは、鮭とばや、カラスミがよく合うでしょう。カラスミパスタも合います。
冬の時期は、松葉ガニを使ったカニ鍋がおすすめです。
松葉ガニは、風味が強いので、正月の縁起物としてよく使われる橙(だいだい)を絞ってポン酢につけて食べるのが良いです。また、カニの風味とワインがお互いにより旨味を増して、非常に美味しいです。
カニの場合は、日本酒が定番ですが、ややもすればお米のもったり感が出てきて、後に胃の中がしんどくなってきますが、このフランチャコルタ サテンリゼルヴァに合わせてみたところ、最後まですっきりした味わいで両方楽しむことができました。
またサテン特有の泡が控えめであることや、リゼルヴァなので長期熟成による凝縮感と複雑味によって風味が強いカニにはピッタリでした。
抜栓二日目。ボトルに1/3を残してストッパーをして保管。温度は若干低く、7℃近辺で試飲しました。初日より少し冷やしてることもあり、香りは、柑橘系でフレッシュ感がが前面に出てきました。見た目の泡はそんな出てきていませんが、口に含むとしっかりと繊細な泡を感じることができ、泡のキメ細やかさが残っておりました。
金柑と橙のニュアンスにフレッシュさも残っていて、複雑味がありました。
初日に引き続き、素直な味わいであることは変わりありませんでした。ブドウ自体が健全なので、二日目も美味しく味わうことができました。
抜栓三日目。表面上の泡見えなくなってきておりますが、二日目と同様に口に含んだ時にきめ細かい泡感があります。金柑と橙のニュアンスにフレッシュさも残っていて、熟成感と熟成による香りも引き続き残っていました。高い酸も継続されていて、逆にポテンシャルの高さが発揮された感じでした。 素直な味わいで、純粋に上質な白ワインとして楽しむこともできるほどでした。
飲み頃・サーヴィス
・適正温度: 7℃~8℃ですが、冷やし過ぎると豊かな香りと風味が感じなくなるので、分からなければ軽く冷やす程度で良いです。あまり冷やさなくても、健全なブドウであることの良さを感じて頂けます。
・グラス: フランチャコルタ公式グラス。もしくは、白ワイングラスがおすすめです。フルートグラスは、豊かな香りが楽しめなくなるので、あまりおすすめしません。
・泡が繊細なため、2回に分けて注ぐことをおすすめします。
お一人の家飲み・ソロ飲み用として1本は量が多いし、泡抜けが心配かなと思いがちですが、正しい方法で保存して頂ければ、泡抜けの心配はございません。抜栓したその日に急いで全て飲み切る必要もなく、2日~3日かけてゆっくり飲めますので、ご安心ください。
また、ご自分のご褒美ワインとしてや、記念日として美味しいお食事とワインで気分を盛り上げたい時におすすめです。
ちょっといい時間を過ごしたい時のお取り寄せグルメ、おうちワインとして、おすすめです。
イタリア現地では980本の生産。日本への入荷本数はわずか60本です。数に限りがあることと、作り手のコルテフジアは、イタリア現地で自然派ワインを作っているワイナリーなら誰もが受賞しようと励む評価誌「スローワイン」を受賞したことから、イタリア現地での評価が急上昇したため、取り合いになるほどの人気を得ています。
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