相手の誕生日にはワインを贈りたい！でもどうやったら喜んでもらえるプレゼントができるんだろう？

誕生日にワインギフトが最適な理由を解説

1. 銘柄の種類が多く、様々な相手にあった1本が見つかる
2. 非日常感・特別感を出すのに最適
3. カジュアルからフォーマルまで幅広いシチュエーションに合う
4. 一度選び方を覚えてしまえば、毎年のプレゼント選びに困らなくなる

それぞれ見ていきましょう。

銘柄の種類が多い:色々な相手の誕生日プレゼントに合わせられる

ワインは、選ぶ方法も銘柄の数だけ無限に広がります。「贈る相手の好み」で選ぶのもいいですし「贈る相手の人柄」に合ったワインを選ぶのも乙なもの。

どんな人へ贈っても、記憶に残るオンリーワンのプレゼントにできるのが「ワイン」なのです。

非日常感・特別感を出すのに最適

ワインは味と見た目の両面から「特別な日」の演出に役立ちます。

• ガラス製のボトルやエチケットに高級感がある
• ワイン自体の色調が美しい
• 果実酒らしい華やかさと、熟成による上品さを併せ持つ

価格帯が幅広い:ワインは幅広い誕生日のシチュエーションに合う

誕生日プレゼントを贈る相手や関係性、シチュエーションに応じた選び方ができるワイン。価格帯が豊富な点も、誕生日プレゼントにぴったりの理由です。

ワインは種類が豊富であることをお話ししましたが、価格帯に関しても同様。

1,000円以下から数百万円までの価格差があるお酒は、ワイン以外になかなかみあたりません。カジュアルなラインからフォーマルな場にふさわしい高価格帯まで、あらゆる場面に合うお酒なのです。

今後のプレゼント選びが楽になる:一度ワインの選び方を覚えれば毎年使える

プレゼントの悩みといえば「被ること」と「何をあげたらいいのか分からないこと」の2点が代表的でしょう。次の理由からこの2点を解消できるのが、ワインのギフトなのです。

• 種類が豊富なので、贈る銘柄が人と被りにくい
• 毎年贈る銘柄を変えれば、マンネリにならない
• 消費するものだからこそ、相手が気に入ればもう一度同じ物を贈っても喜ばれる

選び方を覚えて相手の心に刺さるワインを贈ることができれば、毎年の誕生日ギフトに応用が可能。むしろ「今年は何を選んでくれるのかな？」と楽しみにしてもらえます。毎年のプレゼント選びに悩む必要が無くなるのです。

ワインの選び方は難しく感じるかもしれませんが、ポイントを押さえれば簡単に選べるようになりますよ。次からは、実践的な「誕生日プレゼントにするワインの選び方」の解説に入っていきます。

誕生日に贈るワインの選び方　大切なのは4つのポイント

誕生日のギフトにワインを選ぶ場合、ある程度の下調べは重要です。心を込めれば込めるほどワインで思いを伝えることができるため、準備は怠らないようにしましょう。相手の満足感も段違いになりますよ。

誕生日プレゼントにワインを選ぶために考えるべきことは以下4点です。

1. ワインの価格帯を知り予算を考える
2. 相手の味の好みを調査する
3. 渡すシチュエーションを考える
4. 「贈る相手ならでは」のワインを考える

順を追って解説していきます。

誕生日に贈るワインの選び方手順1　予算を考える

誕生日プレゼントの相場として多い価格帯と、ワインの特徴・予算の考え方をまとめました。相手との関係性や、贈るシチュエーションなども考慮して予算を決めましょう。

相場	ワインの特徴	こんなケースにおすすめ
3,000円～5,000円未満	・ハイレベルなカジュアルワインが多い ・長期熟成には適さないものが多い ・料理の邪魔をしないものが多い	・友人や兄弟姉妹の誕生日 ・飲みやすいお酒が好きな人へのプレゼント ・ワイン以外の誕生日プレゼントも予定している場合
5,000円～1万円未満	・スペックの高いワインが多い ・味のバランスが良いワインが多い ・合わせる料理を選べば、素晴らしいペアリングが楽しめる	・両親の誕生日 ・パートナーの誕生日 ・レストランへの持ち込みを考えている場合 ・普段からワインを飲んでいる人へ贈る場合 ・ワイン以外の誕生日プレゼントも予定している場合
1万円以上	・高級ワイン ・ワイン自体のポテンシャルが非常に高い ・ワイン単体でじっくりと味わえる ・ラグジュアリーなレストランの料理に合う ・長期熟成に適するワインが多い	・お酒好きなパートナーの誕生日 ・お酒好きな両親の誕生日 ・お世話になった目上の方の誕生日 ・ワインにこだわりを持っている人へ贈る場合 ・相手がワインセラーを持っている場合

誕生日に贈るワインの選び方手順2　相手の味の好みを調査

以下のポイントで相手の好みを調査しましょう。

	チェック項目	選びたいワインのタイプ
1	普段からお酒を飲んでいるか	ビール・チューハイ・カクテルが好きな場合:スパークリングワイン 日本酒が好きな場合:白ワイン、日本産ワイン お酒を飲まない場合:スパークリングワイン
2	普段からワインを飲んでいるか	飲んでいない場合:スパークリングワイン 飲んでいる場合:味の好みに応じたワイン（3以降をチェック）
3	お酒や食の好みは辛口（辛党）か甘口（甘党）か	辛口:スパークリングワイン（辛口）、辛口の赤ワイン・白ワイン 甘口:甘口ワイン、スパークリングワイン（甘口）
4	フレッシュな味が好きか濃厚な味が好きか	フレッシュ:スパークリングワイン、酸味が強くフレッシュな白ワイン、ピノ・ノワールなどタンニン分の少ないライトボディの赤ワイン 濃厚:ボリュームのある白ワイン、木樽熟成した赤ワイン、瓶内二次発酵のスパークリングワイン
5	好きな食事	和食全般・魚料理好き:スパークリングワイン、フレッシュな白ワイン 肉料理好き:熟成感のある赤ワイン

なお、食の好みがどうしても分からない場合は「瓶内二次発酵のスパークリングワイン」を選ぶのが良いでしょう。瓶内二次発酵のスパークリングワインは、フランスの「シャンパーニュ」やイタリアの「フランチャコルタ」などが当てはまります。特にフランチャコルタは誕生日プレゼントとしておすすめ。

シャンパーニュ以上の厳しい規定で造られているほどの、上質なスパークリングワインなのです。

瓶内二次発酵のスパークリングワインであれば、様々な食事にも合わせやすいのが特徴。どんな人にも愛され、満足してもらえる味です。深い旨味や伸びやかな酸味は、普段お酒を飲まない人からワイン愛好家まで幅広い層に強くおすすめできるのです。

誕生日に贈るワインの選び方手順3　渡すシチュエーションを考える

どのようにプレゼントを渡すかによって、選ぶべきワインのタイプが変わってくるケースがあります。ワインを渡すシチュエーションは以下いずれになるか確認しておきましょう。

渡すシチュエーション		選びたいワインのタイプ
2人で飲む	家でプレゼントする	・カジュアルなワイン ・家庭料理に合うワイン ・チーズや生ハムといったおつまみに合うワイン
2人で飲む	レストランに持ち込む	・旧世界（フランスやイタリアなどヨーロッパ産）のワイン ・レストランの食事に合う上質なワイン
複数人で飲む	誕生日パーティーで渡す	・スパークリングワイン ・クセの少ないワイン
相手の元に配送する		・相手の味の好みに合ったワイン（前述「誕生日プレゼントにワインを選ぶ前の準備1　相手の味の好みを調査」をチェック）

なおレストランに持ち組む際には、予約時にレストランへの連絡を忘れないようにしましょう。

事前にソムリエと合わせる料理などについて相談できるとスマートですよ。

誕生日に贈るワインの選び方手順4　「贈る相手ならでは」のワインを考える

相手の心に残る誕生日ワインギフトにするには「贈る相手ならでは」のポイントに着目することが大切。以下の観点でワイン選びを考えてみると、相手の心に深く刻まれる誕生日ワインになることでしょう。

• 相手の好きな国（旅行・ブランド・料理など）のワインを選ぶ
• 相手の性格や印象（穏やか、個性的など）に合ったワインを選ぶ
• オーガニックへのこだわりがある相手なら「酸化防止剤無添加」や「無農薬栽培」などにこだわった自然派ワインを選ぶ
• 記念日などのヴィンテージを選ぶ
• ワインに興味を持ち始めた人には「飲み比べセット」を選ぶ

相手との共通点を持つワインを選ぶことで、より深いレベルで「その人だけの1本」にすることができますよ。心に残る誕生日ワインにするためのポイントなので、ぜひチャレンジしてみて下さいね。

誕生日に贈るおすすめワインの選び方　9パターンからチェック

誕生日に贈るワインのおすすめ銘柄を見ていきましょう。選び方はシンプルで【予算×相手の好み×シチュエーション】に当てはまる物を探すだけ。9つのパターン別に、誕生日に最適なワインを紹介します。

先ほどチェックした「誕生日に贈るワインの選び方　大切なのは4つのポイント」で確認した内容を元に、贈りたいワインを選んでみて下さいね。

<誕生日に贈るワインのおすすめ　9パターン>

パターン	予算	好み	シチュエーションなど	おすすめワイン
1	5,000円～1万円	・普段あまりお酒を飲まない ・お酒は飲みやすいものが好き	・家で渡す ・レストランへの持ち込み ・女性への誕生日プレゼント ・他のプレゼントとともに	フランチャコルタ ロゼ ピネー NV ブレダソーレ 750ml [発泡ロゼ]
2	5,000円～1万円	・お酒にこだわりがある ・辛口が好き	・二人のディナー ・レストランへの持ち込み ・女性への誕生日プレゼント	フランチャコルタ ロゼ NV カモッシ 750ml [発泡ロゼ]
3	5,000円～1万円	・甘口が好き	・家で渡す ・配送	パッシート デル セビーノ NV ラ・トッレ 500ml [甘口白]
4	5,000円～1万円	・フレッシュな味が好き	・何人かが集まる誕生日パーティー	フランチャコルタ ブリュット NV ブレダソーレ 750ml [発泡白]
5	3,000円～5,000円	・辛口が好き ・赤ワインが好き ・濃厚な味わいが好き	・家で渡す ・配送 ・他のプレゼントとともに	ロッソ セビーノ バロス 2015 モンテ アルト 750ml [赤]
6	5,000円～1万円	・普段ワインを飲まない ・辛口が好き	・配送	ラ・トッレ フランチャコルタ ブリュット NV グラスセット 750ml [発泡白・フランチャコルタミニグラス]
7	5,000円～1万円	・ワインが好き ・辛口が好き ・和食が好き	・二人のディナー ・レストランへの持ち込み	フランチャコルタ エクストラブリュット NV モンテ アルト 750ml [発泡白]
8	1万円以上	・ワインが好き ・辛口が好き	・家で渡す ・配送 ・ワインに興味を持ち始めた人への誕生日プレゼントに	おすすめ 泡・赤・白ワイン 3本セット
9	1万円以上	・お酒が好き、こだわりがある	・二人のディナー ・レストランへの持ち込み ・配送 ・お酒にこだわる相手に	フランチャコルタ ロゼ NV コルテ フジア 750ml [発泡ロゼ]

パターン1:大切な女性への誕生日プレゼントにおすすめなワイン

パターン2:お酒にこだわりがある女性への誕生日プレゼントにおすすめなワイン

パターン3:甘党の相手に最適な誕生日ギフトワイン

パターン4:誕生日パーティーの場に最適なワイン

パターン5:赤ワイン好きの方の誕生日に贈りたいワイン

パターン6:お酒好きだがワインはあまり飲まない方に贈りたいセット

パターン7:和食好きの方に喜ばれる誕生日ギフトワイン

パターン8:ワイン好きが喜ぶ誕生日ギフトには「飲み比べセット」

パターン9:ワインにこだわる相手へ贈りたい高級スパークリングワイン

誕生日にワインを選ぶ時に注意したいこと

誕生日プレゼントとしてワインを選ぶ時に陥りがちな失敗や注意点をまとめました。以下の点をしっかりと押さえておき、スムーズかつ相手に満足してもらえるプレゼントにできるといいですね。

1. 生まれ年のワインを選ぶ場合は慎重に
2. 気になっているワインは早めに在庫をチェックしておく
3. プレゼントを手持ちする時は持ち運びに注意する

それぞれ詳しく見ていきましょう。

生まれ年のワインを選ぶ場合は慎重に決める

「ワインの誕生日プレゼント」として真っ先に思い浮かぶのが、「生まれ年のワインをプレゼントすること」ではないでしょうか。しかし実は、生まれ年のワインをプレゼントするのは簡単なことではないのです。しっかりとメリット・デメリットを理解した上で検討する必要があります。

その理由というのは、20年以上時間の経ったワインは「飲み頃」のピークを過ぎているものも多いから。残念ながらワインは、熟成させればさせるほど良くなる…という単純なものではありません。銘柄によって、最適な「飲み頃」が異なるのです。

それでは「生まれ年ワイン」を選ぶメリット・デメリットを確認してみましょう。

<メリット>

• 「贈る人への特別感」が出せる
• 素晴らしい熟成ワインに出会える可能性がある

<デメリット>

• 飲み頃を過ぎ、劣化している可能性がある
• 基本的に価格が高い

覚えておきたいのが、20年以上の長期熟成に耐えうるワインは基本的に「高級銘柄」のもの、だという点です。元々のワイン価格が高い上、適切な管理方法で長期間保存するにはそれなりのコストがかかります。しかも希少性も高くなる…ということで、生まれ年のワインを考えるのであれば数万～数10万程の予算は考えておくべきでしょう。

そしてプレゼントしたものが万が一飲み頃を過ぎたワインだった場合、思ったような美味しさや感動を得られないケースも考えられます。どうしても生まれ年ワインを誕生日プレゼントに選びたい場合は、事前調査が必須。その年のワイン評価や銘柄の知識を付けた上で、美味しく飲めそうな物を選ぶようにしたいものです。

誕生日プレゼントにあげたいワインの在庫は早めにチェックする

誕生日プレゼントにワインを贈るのであれば、少なくとも誕生日の1ヶ月以上前から欲しいワインの目星を付けておきましょう。その理由は、ショップの在庫がなくなる場合があるから。人気な物は急に売り切れてしまうこともあり、誕生日直前になって慌てることになりかねません。

特に相手の家へ配送する予定がある場合は、到着までの日を逆算して手配することも忘れないように気を付けて下さいね！

プレゼントを手持ちする時は持ち運びに注意する

相手の自宅に手持ちする・レストランに持ち込むなど「自分でワインを運ぶ」場合には、持ち運びの状態に注意。ワインを「極力揺らさない」「冷たい状態をキープする」ことを意識して、慎重に輸送して下さいね。

ワインは振動・温度変化・直射日光に弱いお酒です。真夏に常温で持ち歩いたり、車に入れっぱなしにすることも厳禁。急激な劣化につながる可能性があります。

長時間の持ち運びになる場合は、ワイン持ち運び専用の保冷ケースがあると安心です。車に置く際は、クーラーボックス等を持って行くようにしましょう。

「もらう喜び」をより大きく！誕生日にワインと一緒に贈る物の選び方

ワインにプラスアルファのプレゼントを追加して、誕生日を祝う気持ちを伝えるのもおすすめの方法です。

ワインとともに贈ることで「もらう喜び」を大きくできるアイテムや方法をいくつかご紹介します。

1. 花とともに贈る
2. 贈ったワインに合うグラスを贈る
3. 合わせて欲しい食事とともに贈る
4. ギフト包装

「大切な人のためにいつもとは違う誕生日祝いにしたい」そんな贈り手の要望も満たす方法がそろっていますよ。ぜひ参考にしてみて下さい。

花とともに贈る

特に女性への誕生祝いにおすすめなのが「ワインと花」を贈る方法。女性の「好きな花」を贈るのも喜ばれますが、ワインの香りにあった花束を贈るのもおしゃれですよ。ワインの中には、スミレやバラ、ジャスミン、ライラックなどの香りにたとえられる銘柄も数多くあるのです。

嗅覚は人間の五感の中で、最も記憶に残りやすいといわれています。花とワインの香りが誕生日の楽しい思い出として、長く記憶に残り続けたら素敵ですね。

贈るワインに合うグラスをプレゼント

合わせて欲しい食事とともに贈る

お酒好きの相手には、おつまみになる食事と一緒にワインギフトを贈ると喜ばれますよ。ワインに合わせたいプレゼント用おつまみは、次のものがおすすめです。

• ナチュラルチーズ（ハードタイプや白カビタイプなら多くの人に合いやすい）
• イタリアやスペイン産の生ハムやサラミ

なお、甘口ワインを贈った相手には「マカロン」などのおしゃれなデザートを贈るのも良いでしょう。

誕生日にふさわしいギフト包装

誕生日プレゼントには、中身と同等に「見た目」も大事。ギフト包装をしっかりとしてもらえるショップを選ぶことが大切です。 特に、直接相手の家へ配送する場合はギフト包装があることが必須。

注文前にギフト包装があるかどうか、ギフト包装を選択しているかどうかを確認することを忘れないようにしましょう。