イタリア最高級スパークリングワイン
フランチャコルタ通販専門店 メローネ

かつては、「牡蠣にワインを合わせるのは難しい」といわれていました。

しかし現在は、「牡蠣に合うワイン」はたくさん提案されています。今回はこの「牡蠣に合うワイン」に焦点を当てていきます。

牡蠣に合うワインの代表はシャブリ?

少しワインに詳しい人ならば、「牡蠣に合うワイン」と聞いたときに、まず真っ先に「シャブリ」を思い浮かべることでしょう。シャブリがつくられている畑の土地は、かつては海の底にあったとされています。

牡蠣も海でとられること、また牡蠣に勝るとも劣らないミネラル分を含む白ワインとなることから、「牡蠣に合うワイン」の筆頭としてシャブリが挙げられてきたという歴史があります。特にタルを使わないで作られたシャブリは、牡蠣との相性が良いとされてきました。

ただ、「牡蠣に合うワイン」をシャブリにだけ固定してしまうのはあまりにももったいないといえます。

現在はシャブリ以外でも、牡蠣に合うワインはたくさん出てきています。フランスのほかの地方のワインがピックアップされることもあれば、国外のワインがピックアップされることもあり、その選択肢は非常に幅広いといえます。

選び方さえ間違えなければ、牡蠣に合うワインはいろいろあるのです。

もっとも、赤ワインと牡蠣を合わせるのはなかなか至難のわざです。味や、料理とワインの相性は「好み」によって左右されるところも非常に大きいため、「絶対に赤ワインは牡蠣に合わせられない!」とまでは言い切ることはできません。

ただ、特段こだわりがないのであれば、牡蠣にはやはり白ワインやスパークリングワインを合わせた方が無難でしょう。なお、「ロゼを合わせたい」という人もいるので、ロゼワインまでは許容されるかと思われます。

「牡蠣」と一口に言っても調理方法はいろいろ! 調理方法に合わせたワイン選びを

「牡蠣」と一口に言っても、その調理方法はさまざまです。

シンプルに焼いて仕上げる場合もありますし、蒸し上げる場合もあります。またカキフライにしたり、生牡蠣をそのまま食べたりすることもあるでしょう。どの食べ方も非常においしいものではありますが、調理方法によって合わせるべきワインは異なってきます(万能選手もいます)。

今回は基本的に、「調理方法に合わせて選ぶワイン」をご紹介していきます。なおあえてシャブリは外し、すべてイタリア・ロンバルディアのワインでそろえています。

牡蠣料理全般に合わせたい

「牡蠣料理にするとは決めたけれど、どんな牡蠣料理を出すかはわからない」「牡蠣のフルコースにしたい!」という場合は、汎用性の高いワインを選ぶことをおすすめします。

たとえば、しっかりしたボディと果実感を持った白ワインなどが選択肢に上がってきます。

ボディはしっかりしていてもフレッシュさを感じさせられる重すぎないものを選べば、焼き牡蠣にも蒸し牡蠣にもカキフライにも合わせやすいでしょう。

このようなワインは特にレモン汁と相性が良いので、レモン汁をかけて食べることも多い牡蠣との相性は非常に良いといえます。また、シンプルに塩だけで食べる料理にも相性が良いので、個人の好みに左右されにくいのもおすすめポイントです。

クルテフランカ ヴィーノ ビアンコ
“ピオ エレモジニエーレ”

生産者: ブレダソーレ

家庭料理でもできるカキフライ。レモンをきゅっと絞った一皿に合わせたいのが、こちらの白ワインです。柑橘と相性の良い伸びやかな酸が特徴で、牡蠣料理全般に合わせられます。

価格: 4,378円(税込) [会員価格あり]

「牡蠣をバターソテーにして食べたい」「牡蠣を酒蒸しにして食べたい」と考えるのならば、クリーミーな舌触りを持つワインが良いでしょう。花の香りのあるワインともよくマッチします。

ただ、ある程度のさわやかさは必要なので、スパークリングタイプを選びたいものです。乾杯から、その後に続く牡蠣料理までを網羅できるので、「ワインは好きだけれど、料理に合わせてボトルをあけられるほど強くはない」という人にもおすすめです。

フランチャコルタ サテン

生産者: カモッシ / 750ml [発泡白]

辛口のスパークリングワイン。色合いはイエロー。アプリコットや白い花の香り。包み込むようなクリーミーな舌触り。調和のとれた骨格と酸味のバランス。
泡は控えめなので、飲みやすい1本。
お料理: カルボナーラ、ブールブランソースの料理、パイ包み焼きなど甘みのある料理、貝類の酒蒸し、バター焼きや魚料理。また、ムースやグラタンに合います。ギフト箱・熨斗付きでお送りできます。


価格: 7,810円(税込) [会員価格あり]

生牡蠣に合わせたい

つるりとしたのど越しと、海のミネラルを口の中いっぱいに感じられる生牡蠣は、非常に魅力的なものです。この生牡蠣に合うワインはどのようなものなのでしょうか(※生で食す場合は、必ず生牡蠣用とされているものを選んでください)。

生牡蠣をどう食べるかによって選ぶべきワインは多少変わってきますが、シンプルな処理にとどめるのであれば、そこにスパイシーな香りなどをのせられるワインが良いでしょう。複雑さのあるワインを選ぶことで、シンプルな生牡蠣が深みのある味わいになります。スパークリングが飲みやすいでしょう。

フランチャコルタ パ・ドゼ

生産者: サン クリストーフォロ / 750ml [発泡白]

複雑な余韻を持つ、上質なスパークリングワインです。酸味が生ガキとの相性抜群。飲んだ時に口の中に広がるスパイス香が魅力。この香りがわさびやガリと混じり合った時、最高のペアリング体験に導かれますよ。

価格: 9,460円(税込) [会員価格あり]

焼き牡蠣・蒸し牡蠣と合わせたい

最後に、焼き牡蠣・蒸し牡蠣に合わせたいワインを紹介します。

すっきりと飲める白のスパークリングは、魚介類と合わせるのに適した1本です。魚料理に合わせるワインの基本ともなるもので、特にイタリアンの方向性で調理した牡蠣と相性が良いといえます。ハーブの香りを持つものは、牡蠣に新しい風合いを少し付け加えてくれることでしょう。

フランチャコルタ ドザッジョゼロ ”アリケー”

生産者: ブレダソーレ / 750ml [発泡白]

イエロー。ハーブ、ビスケット、きのこのような香り。清々しくスッキリとした味わいにアーモンドのようなコク。
アリケーの名前の由来は、senza liqueur (ノンドサージュ)から。このワイン自身がリキュール代わりとなるぶどうと土壌の豊かさを表現。
お料理: エビやカニの甲殻類、魚料理、牡蠣に合います。

価格: 6,710円(税込) [会員価格あり]

焼き牡蠣・蒸し牡蠣にもっともおすすめなのは、やはり「ミネラル香のある白のスパークリング」です。

上でも述べたように、牡蠣はミネラル分を非常に多く含む食材であるため、はっきりとしたミネラル感のあるワインと非常によくマッチします。

また牡蠣は柑橘類と相性の良い食材ですから、柑橘類の香りが感じられるワインであるとなお良しです。

ちなみに今回は「焼き牡蠣・蒸し牡蠣に合わせられるワイン」として紹介していますが、当然このような個性を持つものはカキフライともよくマッチします。

フランチャコルタ ブリュット

生産者: コルテフジア / 750ml [発泡白]

溌剌としたイメージのスパークリングワイン。柑橘の風味が感じられるため、焼き牡蠣・蒸し牡蠣に合わせられるワインとしておすすめ。

価格: 7,810円(税込) [会員価格あり]

冬の食材である「牡蠣」。 おいしく食べるために、ワインにもこだわってみてくださいね。

この記事を監修した人

とくやま ゆきよし

メローネ 代表
(一社)日本ソムリエ協会認定 ソムリエ
WSET Level 3 Certified

大手IT企業に17年在籍。データセンタSEとして、企業システムの移行プロジェクトに携わる。
フランチャコルタの美味しさと魅力に触れ、ワインインポーター メローネを起業。
ワインの国際輸送や保管の品質管理には、厳格な品質基準が求められる精密機器の輸送管理で得た知見を応用。現地の味わいそのままをモットーに、生きる喜びに満たされるワインをお届けしている。