「お米に合うワイン」として、今回は「リゾット」に注目をしてお話ししていきます。
もくじ
イタリアンとフレンチ、その大きな違い「プリモ・ピアット」
イタリアもフランスも両方ともワインを愛するワイン大国ですが、「どの料理にどのワインを合わせるか」を話題にしたとき、非常に大きな違いがみられることがわかります。
イタリアワインにおいては、特によく、「リゾット」「パスタ」などのような炭水化物との相性をみられるのです。
これは、イタリアンのフルコースとフレンチのフルコースの違いによるところも大きいかもしれません。
フレンチのフルコースの場合、特例を除き、パンなどに代表される炭水化物はあくまで脇役として登場します。
しかしイタリアンのフルコースの場合、炭水化物は「プリモ・ピアット(第一の皿)」としてメイン料理のなかに組み込まれます。
イタリアンのフルコースにおいては、アンティパスト(前菜)のあとにプリモ・ピアット(炭水化物)がくるわけです(※アンティパストの前に、食前酒であるアペリティーボや、食前酒とともに楽しむおつまみであるストゥッツィーノが出されることもあります)。
このため、イタリアンにおいては、「炭水化物とワインを合わせること」が非常によく行われます。リゾットと合わせやすいワインがたくさん出ているのは、このような背景もあると考えるのが妥当でしょう。
お手軽リゾットに、サン クリストーフォロ フランチャコルタ ブリュットを
ここからは、実際に「リゾットと合わせやすいワイン」について解説していきます。
リゾットの種類は無数にありますから、それぞれに合いやすいワインもまた異なります。
「サン クリストーフォロ フランチャコルタ ブリュット」は、手軽なチーズとベーコンのリゾットに非常によく合う白のスパークリングワインです。
りんごやパイナップル、洋ナシなどの華やかな香りを持つこのサン クリストーフォロ フランチャコルタ ブリュットは、イタリア生まれのチーズであるパルミジャーノ・レッジャーノと相性の良いワインです。
パルミジャーノ・レッジャーノはリゾットにも非常によく使われるチーズの定番ですから、これと合わせるのがおすすめです。
ちなみにサン クリストーフォロ フランチャコルタ ブリュットと合わせやすいチーズにはウォッシュの「タレッジョ」もあります。
これもリゾットと相性が良いとされていますが、かなり個性的な味わいになるので、どちらかといえば通向きのチーズかもしれません。
フランチャコルタ ブリュット
生産者: サン クリストーフォロ
辛口のスパークリングワイン。
旨味を伴った苦味を感じつつも、非常に果実味豊か。
どんなお料理にも合わせやすい万能の1本。
ギフト箱・熨斗付きでお送りできます。
価格: 6,380円(税込) [会員価格あり]
季節のリゾットに合わせたい「ラ・トッレ フランチャコルタ ブリュット」
季節折々の食材を楽しむのは、料理の楽しみのうちのひとつでもあります。
春~初夏の季節を使ったリゾットと合わせたいのが、「ラ・トッレ フランチャコルタ ブリュット」です。
美しいマリンブルーのエチケットを持ち見た目にも涼やかなラ・トッレ フランチャコルタ ブリュットは、グレープフルーツの皮や青りんごのような香りを持ちます。
バランスがとれた中庸的な味わいではありますが、切れ味が鋭く、ミネラル感に富みます。
このラ・トッレ フランチャコルタ ブリュットは、甲殻類との相性も良いワインです。そのため、独特の香りとかわいらしさを持つ「桜エビ」を使ったリゾットと相性が良いといえます。
また、桜エビと合わせられることもあるそら豆や、アスパラガスのような春~初夏の食材とも非常によくマッチします。
「旬の食材を、旬の時期に」という考え方は、日本食やイタリアンにおいて特によくみられるものです。
「そのときに一番おいしく、一番栄養に富んだもの」を贅沢に味わうリゾットに、ラ・トッレ フランチャコルタ ブリュットを合わせてみてください。
フランチャコルタ ブリュット
生産者: ラ・トッレ
レモンイエロー。グレープフルーツの皮、青リンゴ、貝殻などのミネラル感。バランス良くニュートラル。シャープな味わい。
お料理: 和食全般、カニなど甲殻類の旨み。
和食に合わせる時におすすめの一本。
価格: 6,380円(税込) [会員価格あり]
きのこ、キノコ、茸! 人気のリゾットにラ・トッレ フランチャコルタ ロゼを合わせる
「きのこのリゾット」は、非常に人気の高いものです。秋の風物詩ともいえるもので、これを使ったリゾットはたくさん出ています。
イタリアンでは、特によく「ポルチーニ」が使われますが、これはイタリア語の「子豚」の複数名詞でもあります。
なおこの名前は、「きのこの丸い形が、子豚のように愛らしかったから」というところからつけられたのだとか。
世界三大きのこに数えられるボルチーニのリゾットには、ロゼのスパークリングワインである「ラ・トッレ フランチャコルタ ロゼ」がよく合います。
ラ・トッレ フランチャコルタ ロゼは、ロゼワインながら森の木の実のような香りを持ちます。豊かな森林の香りは、同じく森で生まれるきのこと非常によくマッチします。
骨格はしっかりしていますが、酸味もあるためさわやかで、ロゼワインだけが持つ美しいラズベリー色も映えるワインです。
森の豊かさとともに清涼感を味わえるラ・トッレ フランチャコルタ ロゼは、きのこのリゾットを作るのならばぜひ用意しておきたい1本といえます。
フランチャコルタ ロゼ
生産者: ラ・トッレ
辛口のロゼスパークリングワイン。オレンジがかったラズベリー色。森の木の実のような香り。さわやかで、後を引く優しい酸味。しっかりした骨格。
お料理: サラーメやサルシッチャ、キノコ類を使ったリゾット。パルミジャーナ、羊や仔牛の料理。
ロゼなので見た目も華やか。泡立ちも良いので、盛り上がります。
価格: 7810円(税込) [会員価格あり]
しっかりとした香りのミラノ風リゾットにはカモッシ フランチャコルタ ブリュットで
「カモッシ フランチャコルタ ブリュット」は、ミラノ風リゾットと良く合います。ちなみにミラノ風リゾットとは、高級な香辛料であるサフランとイタリア生まれのチーズであるパルミジャーノ・レッジャーノを使って作るリゾットです。
ミラノ風リゾットは、サフランのかぐわしい香りと、パルミジャーノ・レッジャーノの濃厚な味わいを持ちます。そのため、ワインにもそれを受け止められるだけの力が求められます。
カモッシ フランチャコルタ ブリュットは、チャーミングで、ミネラル感に富むワインであり、この個性的な料理としっかりと調和します。
カモッシ フランチャコルタ ブリュットは白のスパークリングワインです。
最後に入れられる「門出のリキュール(ドサージュ。スパークリングワインはその制作過程において瓶の中身が目減りするので、最後にリキュールなどを添加することも多い。そのリキュールのことを指す言葉)としては、同じ年に収穫された白ワインとブドウ果汁を使っているので、調和のとれた味に仕上がっているのも特徴です。
フランチャコルタ ブリュット
生産者: カモッシ
辛口のスパークリングワイン。レモンイエロー。柑橘系、青リンゴなどのフレッシュでチャーミングな香り。貝殻のようなミネラル感。
若々しくバランスの良いニュートラルな味わい。
価格: 8,360円(税込)[会員価格あり]
とっても贅沢!? ラ・トッレ エクストラブリュットを使ったリゾット
リゾットは家庭料理でもあるため、ある程度自由に作っても構いません。
ただ本格志向のリゾットの場合、ブイヨンやハーブ、パルミジャーノ・レッジャーノに加えて、ワインを入れる場合が多いと思われます。
そのときに、ぜいたくに「ラ・トッレ エクストラブリュット」を使ってみてはどうでしょうか。
リゾットに使われるワインは白が多いのですが、これも明確に決まっているわけではありません。赤ワインを使ったリゾットなどもあります。また、今回の紹介のように、スパークリングワインを使うのも悪くありません。
まずラ・トッレ エクストラブリュットを鍋に入れて、軽く混ぜながらアルコール分を飛ばします。そののち、ショウガとチーズとお米を使ってリゾットを作っていくわけです。
ラ・トッレ エクストラブリュットはもともと、豊かなパッションフルーツや桃の香り、ミネラル感などを感じるワインなのですが、このラ・トッレ エクストラブリュットがリゾットに奥行きと複雑さを与えます。
「ラ・トッレ エクストラブリュットを使ったショウガのリゾットは絶品」と称賛する声もあるなど、非常に興味深い組み合わせです。
フランチャコルタ エクストラブリュット “キュベ コルシーニ マルコ”
生産者: ラ・トッレ
ブラン・ド・ノワール。ベージュがかった黄金色。ブラン・ド・ノワール。パイナップル、パッションフルーツなどの夏の果実や桃の香り。ミネラル感としっかりとした骨格に複雑さがある味わい。香り高い余韻。
魚を中心とした料理、しっかりした野菜の料理、水牛乳のモッツラレッラやブッラータ。リゾットにも合います。
価格: 10,780円(税込) [会員価格あり]
「いつもと違う合わせ方」を模索している人は、ぜひチャレンジしてみてください。
イタリアの歴史と料理、その2つと調和してきた「リゾットに合うワイン」はたくさんあります。
お気に入りの1本を見つけてくださいね。
イタリア最高級スパークリングワイン
「フランチャコルタ」を買うならメローネ!
フランチャコルタ ブリュットからロゼ サテン リゼルヴァまで、40種類以上の品揃え!
日本唯一のフランチャコルタ専門輸入元で、ソムリエ店長直営・プロ御用達のワインショップが、
圧倒的な美味しさで、お食事がもっと楽しく華やかになるひと時をお届けします。
この記事を監修した人
とくやま ゆきよし
メローネ 代表
(一社)日本ソムリエ協会認定 ソムリエ
WSET Level 3 Certified
大手IT企業に17年在籍。データセンタSEとして、企業システムの移行プロジェクトに携わる。
フランチャコルタの美味しさと魅力に触れ、ワインインポーター メローネを起業。
ワインの国際輸送や保管の品質管理には、厳格な品質基準が求められる精密機器の輸送管理で得た知見を応用。現地の味わいそのままをモットーに、生きる喜びに満たされるワインをお届けしている。