いつもとは違うメルローを家で楽しみたい！イタリアのメルローで美味しいワインはどれ？

家飲みメルローを探している方におすすめしたいのは、イタリア・ロンバルディア州のワイン。骨格と果実味がありながらもすっきりとした酸が魅力！家飲みにぴったりの、高コスパワインがそろっていますよ。

この記事では家飲みメルローの楽しみ方を始め、イタリア産メルローの特徴とおすすめワインを解説していきます。

家飲みでこそ楽しみたい、メルローの魅力

家飲みのワインを探している人にこそぴったりなのが、メルローの赤ワイン。なぜならメルローには「家飲みで楽しみやすい3つの要素」が備わっているからです。

<家飲みで楽しみやすいワインが持つ3つの要素とは>

1. コストパフォーマンスが良い・・・気軽に購入できる
2. 産地などによる違いを楽しみやすいぶどう品種・・・数本用意して比較する楽しみがある
3. バランスのとれた味わい・・・家庭料理とのペアリングが楽しみやすい

メルローはまさに「家飲みで楽しみやすい要素」を持ったブドウ品種。以下の特徴を持っているため、巣ごもりを楽しむのにぴったりという訳なのです。

• 産地を選べば、コストパフォーマンスの高いワインが手に入る
• 全世界で生産されており、ワインごとの味比べが楽しい
• 味わいに丸みがあり、様々な料理に合わせやすい

メルローは世界中で愛されている黒ブドウ品種

メルローは早熟で育てやすい黒ブドウ品種であり、世界のいたるところで栽培されています。イタリアで栽培される黒ブドウの中では3番目に生産量が多く、フランスではなんと全ブドウの中でナンバー1の生産量なのです。

メルローの代表的な産地を見てみましょう。

• フランス、ボルドー右岸地区（サンテミリオン、ポムロール）
• イタリア全土
• 日本、長野県塩尻
• チリ
• オーストラリア、ニュージーランド
• アメリカ

メルローのワインは世界中で造られているため、産地それぞれの味わいを楽しめることがその素晴らしさのひとつ。家飲みで比べてみるのも楽しいぶどう品種ですよ。

またメジャーな産地以外を選べば、コストパフォーマンスが高いワインを見つけやすいのもメリットです。

家飲みに最適　メルローの味わいが持つ特徴

メルローは家飲みにぴったりの味わい。その味わいには次の様な特徴があります。

• 丸みがありふくよか
• 若いものは果実感、熟成したものは土やトリュフ香がある
• タンニンと酸が柔らか
• アルコールのボリュームがほどよく感じられる

非常に「バランスの良い」ワインを生み出すメルローは、家庭料理とも幅広く合わせることが可能。まさに家飲み向きのワインであると言えるのです。

イタリアワインにおけるメルロー

イタリアにおいてもメルローは非常に重要なブドウ品種。北イタリアから南のシチリア島まで、全土で生産されています。

そんなイタリアのメルローの素晴らしい点は「バランス感覚の秀逸さ」と「多様性」。ヨーロッパならではの綺麗な酸を含みつつ濃厚な果実感もあり、味の総合力の高いワインが多いことが特徴です。

南北に長いイタリアでは、地域によって多様なワインが生産されています。メルローも、地域によってブレンドや味わいの傾向が異なるのです。イタリアメルローの特徴を、大まかな生産地域ごとに解説します。

ロンバルディア、フリウリ・ヴェネツィア・ジュリア、ヴェネトなどで質の高いメルローが多く生産されています。

アルプス山脈の影響を強く受けている比較的冷涼な地域で、クリアな酸や上品な果実感が魅力。メルロー好きが満足できる一本が必ず見つかるエリアです。

家飲みには、コストパフォーマンスが良く美しい酸が印象的な「ロンバルディア州」のメルローがおすすめ。

イタリア中部のメルロー

トスカーナ州のメルローには「スーパータスカン」と呼ばれる高品質なワインがあります。

スーパータスカンは、トスカーナ伝統の造りとは異なりボルドーブレンドが主体のワイン。「カベルネ・ソーヴィニヨン」などが使用され、モダンな造りの赤ワインです。

イタリア南部のメルロー

シチリアやカラブリアなど南部の州のメルローは豊富な果実味が特徴。イタリア南部の土着品種とブレンドし、スパイシーに仕上げたワインも数多く見られます。どちらかというと、手頃な値段のものが多い傾向にあります。

イタリアのメルローで楽しい巣ごもり時間を！

丸みがあり、万人に好かれるメルローのワイン。イタリアワインに普段から親しんでいる人も、そうでない人も、ロンバルディア州のメルローをゆったりと家で楽しんでみてはいかがでしょうか？きっと、心から満足できる家飲み時間になるはずですよ。