イタリア最高級スパークリングワイン
フランチャコルタ通販専門店 メローネ

必見!フランチャコルタ ロゼを買う前にソムリエが失敗しない選び方をお教えします。

フランチャコルタは、北イタリア ロンバルディア州東部にあるフランチャコルタ地域で作られるスパークリングワインです。

今回、フランチャコルタ ロゼのページをご覧になっているということは、既にフランチャコルタのことをご存知か、実際にいくつかの銘柄を飲まれた方も多いのではないでしょうか。

ワイン通販サイトで美味しいフランチャコルタ ロゼ ブリュットを買うには、選び方のコツを知ることが必要です。

なぜなら、買ったはいいけど、自分の好みに合わなかったりするからです。

例えば、選び方を1つでも知っていると、「何を選んで良いか分からない」という悩みから、ご自分なりの選び方の基準ができてきます。

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とくやま ゆきよし
初めまして。ソムリエでフランチャコルタ専門のインポーターをしております とくやま と申します。
このサイトをご覧いただきまして、誠にありがとうございます。

ここでは、フランチャコルタ ロゼの選び方を5つご紹介いたします。

フランチャコルタ ロゼの選び方1. ブドウ品種

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とくやま ゆきよし
まずは、フランチャコルタ ロゼで使われるブドウの種類を確認しておきましょう。
フランチャコルタ ロゼ用ピノ・ネーロ

フランチャコルタ ロゼは、使ってよいブドウの品種が決められています。


黒ブドウのピノ・ネーロ(ピノ・ノワール)が最低35%で、白ブドウのシャルドネが最大65%、ピノ・ビアンコが最大50%まで使ってよいことになっています。

あと、エルバマットという土着品種も10%を上限に使ってよいとされていますが、2017年に認められたばかりで、まだ商品化されていないので、当面は外してもよいでしょう。

フランチャコルタ ロゼは、 この4種類のブドウ以外で作ることができません。もし、これら4種類のブドウ以外で「フランチャコルタ」と名乗っている場合は、偽物ですので、注意しましょう。

基本的には、黒ブドウのピノ・ネーロと、白ブドウのシャルドネ、ピノ・ビアンコのブレンド比率で選べばよいでしょう。

まず、選び方のポイントは、ピノ・ネーロの比率です。作り手のスタイルによって一概には言えませんが、概してピノ・ネーロの使用比率が100%に近づくと、よりエレガントやチャーミングな味わいの方向性なります。

少しすっきりさが欲しいなと思えば、シャルドネが入ったフランチャコルタ ロゼを選ぶとよいでしょう。

ただ最近は、ピノ・ネーロ100%で作るフランチャコルタ ロゼが増えてきています。

ワイン通販サイトでは、ピノ・ネーロが何パーセントで作っているかという表記をチェックすれば、味わいの方向性が分かりますので、ぜひご確認ください。

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とくやま
こちらは、初めての方にも飲みやすいおすすめフランチャコルタ ロゼです。

ピノ・ネーロ100%です。

開けた瞬間からチャーミングなイチゴの香りがお部屋中に広がりますので、お部屋があっという間に癒しの空間になりますよ。

フランチャコルタ ロゼ “ピネー” ブレダソーレ

ブドウ品種: ピノ・ネーロ100% / 750ml

きめ細かく持続性ある泡立ち。
イチゴのような非常にチャーミングな香り。香りは甘いのですが、味わいは辛口。
穏やかな酸味で飲み飽きない辛口スパークリングワイン ロゼです。

フランチャコルタ ロゼの選び方2. 色合いと味わい

フランチャコルタ ロゼは、色合いを見ると、味わいを推測することが可能です。

ピノ・ネーロ100%で作ったフランチャコルタ ロゼは、黒ブドウであるピノ・ネーロの果皮を一定時間を漬け込んで色合いとタンニンを抽出します。

このことから、長い時間をかけて果皮を漬け込んだ場合、色合いが濃くなります。それと併せて、タンニンの抽出も進むことから、しっかりした味わいになります。

フランチャコルタ ロゼ を作っているワイナリーによっては、透明な瓶で色合いが分かるものがあります。

フランチャコルタ ロゼ のボトル画像やボトルの現物を見て、色合いが濃いピンク色に近い場合は、しっかりした味わいであることが推察されます。

また、淡いピンク色の場合は、タンニンの抽出も少なくなるので、軽やかな味わいになります。

濃い色合いか、淡い色合いかによって、しっかり系かなどの味わいの方向性が分かりますので、合わせてみたいお料理や、楽しんでみたい味わいに応じて、チェックしてみてください。

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とくやま ゆきよし
こちらの2銘柄は、色合いが濃いピンク色で、味わいがしっかりしています。
一般的に「ロゼは甘い」というイメージがあるのですが、ロゼのイメージが覆る辛口の仕上がりです。

フランチャコルタ ロゼ ラ・トッレ

ブドウ品種: ピノ・ネーロ100% / 750ml

オレンジがかった濃いピンク色。
森の木の実のような香り。 きめ細かく持続性ある泡立ち。
さわやかで、後を引く優しい酸味。骨格がしっかりとしているので、複雑さや面白味といった広がりのある味わいを楽しめる辛口スパークリングワイン ロゼです。

フランチャコルタ ロゼ サン クリストーフォロ

ブドウ品種: ピノ・ネーロ100% / 750ml

夕焼け空のような自然で美しい濃いピンク色。
きめ細かい泡立ちと柑橘系のアロマに程よい酸味。こくがあり、華やかで奥深い味わい楽しむ辛口スパークリングワイン ロゼです。

フランチャコルタ ロゼの選び方3. ラベルの表記

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とくやま ゆきよし
次は、ラベルの表記からフランチャコルタ ロゼを選ぶ方法です。

フランチャコルタ ロゼには、甘味を表すラベル表示と熟成を示すラベル表示があります。

酸味とのバランスを取るために、最終工程で糖分とリキュールを添加するか、糖を添加しないかで甘味が変わってきます。

糖を添加しないものは、ドザージュ・ゼロ(Dosage Zero)や、ノン・ドザージュ(Non Dosage)、ドザッジョ・ゼロ(Dosaggio Zero)などと、各社の表記は多少異なります。

ただ、ドザージュやドッザジョが無いことを示すキーワードがあれば、糖を添加していない極辛口の味わいと覚えておけばよいでしょう。

また、辛口の順番からラベル表記を書くと、

  • ドザージュ・ゼロ(Dosage Zero)(他ノン・ドザージュなど)
  • エクストラブリュット(Extra Brut)
  • ブリュット(Brut)
  • セック(Sec)
  • デゥミ・セック(Demi-Sec)

があります。

基本は、フランチャコルタ ロゼ ブリュットです。

フランチャコルタ ロゼとだけ書かれている場合でも、基本的にはフランチャコルタ ロゼ ブリュットです。

フランチャコルタ ロゼのみで特に表記が無い場合は、ブリュット、より辛口ならば、エクストラブリュット、極辛口ならば、ドザージュ・ゼロやノン・ドザージュを選べばよいでしょう。

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とくやま ゆきよし
こちらのフランチャコルタの表記は、Extra Brut Rose です。
つまり、より辛口を意味します。
また、色合いが淡いピンク色なので、タンニンの抽出も少なく、やや軽やかな味わいの方向性になります。

次に熟成を示すラベル表示です。

ヴィンテージ表記があるフランチャコルタ ロゼは、最低30ヶ月以上瓶内二次発酵をします。その収穫年度に応じて、熟成が進むことで、熟成由来の複雑味が増してきます。

さらに、フランチャコルタ ロゼ リゼルヴァは、最低60ヶ月以上瓶内二次発酵をするため、さらに熟成由来の味わいが増してきます。

熟成したフランチャコルタ ロゼを買いたい場合は、ヴィンテージ表記のあるもの、リゼルヴァというラベル表記があるものを選べばよいでしょう。

フランチャコルタ エクストラ ブリュット ロゼ カモッシ

ブドウ品種: ピノ・ネーロ100% / 750ml

やや淡いピンク色。
熟したさくらんぼや黒すぐりの香り。程よい酸味。優しく、華やかで奥深い味わい楽しむ辛口スパークリングワイン ロゼです。

フランチャコルタ ロゼの選び方4. ペアリング

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とくやま ゆきよし
ランチャコルタ ロゼとお料理の合わせ方です。
何のお料理とペアリングすればよいの?ということですが…

ロゼワインとスパークリングワインの両方を兼ね備えているので、幅広いお料理に合わせられるのが特徴です。

肉やお魚両方に合わせられるので、作るお料理が特に決まっていないとか、迷った場合は、フランチャコルタ ロゼを選べばよいでしょう。

また、お呼ばれのワイン会やパーティーでどんなお料理が出るか分からない場合でも、フランチャコルタ ロゼ1本あれば、幅広いお料理に合わせられるので重宝します。

フランチャコルタ ロゼは、冷涼な地域であるシャンパーニュほど鋭角的な酸ではなく、より温和な地域なので、程よい酸味なるため、お料理に合わせやすいのも特徴です。

また、タンク方式で作られるプロセッコには無い、瓶内二次発酵の熟成に由来するお料理の邪魔することがない程度に自然な風味があることも特徴です。

上述にありますが、一定時間は果皮を漬け込んでタンニンを抽出するため、赤ワインの要素もあります。その色合いに応じたペアリングにすると、より楽しむ幅がでてくることでしょう。

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とくやま ゆきよし
こちらのフランチャコルタ ロゼは、濃いピンク色で、加糖無しのノン・ドザージュなので極辛口タイプ。餃子が良く合いました。
ほのかなブドウ本来の甘みに加えて、味わいがしっかりしていることで、脂分やあるものやしっかりしたお料理にも良く合います。

下記は一例です。

  • 濃いピンク色のフランチャコルタ ロゼ:濃いめの味付けのパスタやリゾット、肉料理やしっかりと味のついた濃厚なお料理、海老やカニを使ったお料理、すき焼き、もつ鍋など脂と味がしっかりしたお料理、餃子などの中華料理、から揚げなど脂分が多いオードブルなど
  • 淡いピンク色のフランチャコルタ ロゼ:繊細な味付けの肉料理、魚、牛肉のタリアータ、サクラマスのムニエルなど

フランチャコルタ ロゼ コルテフジア

ブドウ品種: ピノ・ネーロ100% / 750ml

ラズベリーピンクの濃い色合い。
きめ細かな泡立ち。熟したさくらんぼやラズべリー、ピンクペッパーのスパイシーな香り。ノン・ドザージュタイプで加糖していないため、ブドウ本来のナチュラルな味わい。
味わい深い極辛口のスパークリングワイン ロゼです。

フランチャコルタ ロゼの選び方5. 贈り物・プレゼント

フランチャコルタ ロゼは、作り手の銘柄によっては美しいピンク色をしているため、贈り物やプレゼントには好まれます。また、非常に珍しいフランチャコルタ ロゼのマグナムボトルもありますので、インパクトでお相手に好印象を持ってもらいたい時に選ぶとよいでしょう。

フランチャコルタ ロゼ マグナム ラ・トッレ

ブドウ品種: ピノ・ネーロ100% / 1500ml

オレンジがかった濃いピンク色。
森の木の実のような香り。 きめ細かく持続性ある泡立ち。
さわやかで、後を引く優しい酸味。骨格がしっかりとしているので、複雑さや面白味といった広がりのある味わいを楽しめる辛口スパークリングワイン ロゼです。
また、このマグナムボトルは透明なボトルなので、美味しさはもちろん、大きさによるインパクトと華やかさがプレゼントにも最適です。
熨斗や領収書発行も対応しております。

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とくやま ゆきよし
フランチャコルタロゼの選び方を知れば、より楽しい時間が待っております。ぜひ試してみてくださいね。
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フランチャコルタ ロゼ 全銘柄一覧はこちら。
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この記事を書いた人

メローネ 代表
(一社)日本ソムリエ協会認定 ソムリエ
WSET Level 3 Certified

大手IT企業に17年在籍。データセンタSEとして、企業システムの移行プロジェクトに携わる。
フランチャコルタの美味しさと魅力に触れ、ワインインポーター メローネを起業。
ワインの国際輸送や保管の品質管理には、厳格な品質基準が求められる精密機器の輸送管理で得た知見を応用。現地の味わいそのままをモットーに、生きる喜びに満たされるワインをお届けしている。